2009年 04月 11日
「百姓」という至高価値 |
TT高尾にも熱い関心を持ってくれているゲンちゃんから、
先日もらった素敵なメールです。
(ゲンちゃんのご快諾をいただき転載します)
3月28日(土)の讀賣新聞に、掲題のタイトルの記事が
出ていましたので紹介します。
------------(長文注意)
「百姓」という至高価値
(前略)
一人の人のことを思い出していました。彼は言っています。
「地球が何億年もかけて蓄えてきた地下資源を、私たちは
湯水のように使い、わずか百年ほどのあいだに枯渇させ
ようとしている」。
石油の可採年数に諸説あるとはいえ、人間の思い上がりを
これほど端的に語った言葉を他に知りません。
(中略)
「文明の進歩」という考え方に疑問をもち、歴史を学び直して
見えてきたのは、ヨーロッパが世界からの収奪によって富を
築き、その帰結として工業社会を発展させてきた大航海時代
以降五百年の道筋だった。
工業社会の豊かさは収奪によって得られている。工業国の
繁栄の裏に多くの泣いている人がいる−
(中略)
耕運機や軽トラックなど必要最小限の機械は使いますが、
多くは土地の古老から学んだ伝統的な手仕事です。世代
から世代へと伝えていくそうした技術や知識こそ真の文化
だと考え、自分でも伝承のための活動を続けています。
農薬も化学肥料も不要です。
「重要なのは自給性です。旬のものを食して健康になること
です。生産性、収益性第一の<農業>ではないんです」
次々に新たな欲望を開発する工業社会の基本は、激しい
「変化」です。筧さんが百姓暮らしの実践から得たのは、
「変わらなくても生きていける生活」という価値観です。
(後略)
------------(ここまで)
もう誰のことを書いたものかおわかりでしょう。
そう、茨城県石岡市で百姓暮らしを続けている『筧次郎』さん
です。
筧さんが書かれた本『百姓入門』は、僕が昨年読んだ本で
最も印象的だったものの1冊です。
お薦めです。
ゲンちゃん、ありがとう!
『百姓入門』は、本当に素敵な本なのです。
この本を読んで、
「ああ、日本にもガンディーがいたんだ!」
と、うれしくてニヤニヤしちゃいました。
「変わらなくても生きていける生活」、
それこそが地球にあるものに根ざしたリアリティ。
去年より今年、今年より来年、と、
「経済成長」を続けなければ維持できない社会の方が
実はありえないフィクションなのですね。
経済成長という名の、環境と弱者からの搾取、不安と欲望の拡大、
それにともなう暴力の拡大を続けることで維持してきた社会は、
自分で自分の身体を食べるモンスターのようなもの。
ついに、内側からも外側からも破綻がはじまっています。
つまり、今こそ本当のしあわせへのチャンス到来。
「トランジションタウンなんて横文字使わなくってもさ〜」
とおっしゃる方にたまに出会いますが、わたしも実はちょっと同感で
(あ、この話も今度ちゃんと書かなくちゃと思ってます)
「百姓村」なんてどうかなあ?
もっといい案があるよ、という方はぜひ教えてくださーい^^
先日もらった素敵なメールです。
(ゲンちゃんのご快諾をいただき転載します)
3月28日(土)の讀賣新聞に、掲題のタイトルの記事が
出ていましたので紹介します。
------------(長文注意)
「百姓」という至高価値
(前略)
一人の人のことを思い出していました。彼は言っています。
「地球が何億年もかけて蓄えてきた地下資源を、私たちは
湯水のように使い、わずか百年ほどのあいだに枯渇させ
ようとしている」。
石油の可採年数に諸説あるとはいえ、人間の思い上がりを
これほど端的に語った言葉を他に知りません。
(中略)
「文明の進歩」という考え方に疑問をもち、歴史を学び直して
見えてきたのは、ヨーロッパが世界からの収奪によって富を
築き、その帰結として工業社会を発展させてきた大航海時代
以降五百年の道筋だった。
工業社会の豊かさは収奪によって得られている。工業国の
繁栄の裏に多くの泣いている人がいる−
(中略)
耕運機や軽トラックなど必要最小限の機械は使いますが、
多くは土地の古老から学んだ伝統的な手仕事です。世代
から世代へと伝えていくそうした技術や知識こそ真の文化
だと考え、自分でも伝承のための活動を続けています。
農薬も化学肥料も不要です。
「重要なのは自給性です。旬のものを食して健康になること
です。生産性、収益性第一の<農業>ではないんです」
次々に新たな欲望を開発する工業社会の基本は、激しい
「変化」です。筧さんが百姓暮らしの実践から得たのは、
「変わらなくても生きていける生活」という価値観です。
(後略)
------------(ここまで)
もう誰のことを書いたものかおわかりでしょう。
そう、茨城県石岡市で百姓暮らしを続けている『筧次郎』さん
です。
筧さんが書かれた本『百姓入門』は、僕が昨年読んだ本で
最も印象的だったものの1冊です。
お薦めです。
ゲンちゃん、ありがとう!
『百姓入門』は、本当に素敵な本なのです。
この本を読んで、
「ああ、日本にもガンディーがいたんだ!」
と、うれしくてニヤニヤしちゃいました。
「変わらなくても生きていける生活」、
それこそが地球にあるものに根ざしたリアリティ。
去年より今年、今年より来年、と、
「経済成長」を続けなければ維持できない社会の方が
実はありえないフィクションなのですね。
経済成長という名の、環境と弱者からの搾取、不安と欲望の拡大、
それにともなう暴力の拡大を続けることで維持してきた社会は、
自分で自分の身体を食べるモンスターのようなもの。
ついに、内側からも外側からも破綻がはじまっています。
つまり、今こそ本当のしあわせへのチャンス到来。
「トランジションタウンなんて横文字使わなくってもさ〜」
とおっしゃる方にたまに出会いますが、わたしも実はちょっと同感で
(あ、この話も今度ちゃんと書かなくちゃと思ってます)
「百姓村」なんてどうかなあ?
もっといい案があるよ、という方はぜひ教えてくださーい^^
by marujunx
| 2009-04-11 23:17
| パーマカルチャーの視点

